「ジュース?お茶?水?」 タクさんが次々に候補を挙げていく。 「何がいい?」 柚矢が耳打ちしてきた。 タクさんを見ると『他になにがあるかなぁ~』と まだ考えていた。 「何でもいいんだけど・・・」 アタシは柚矢の方を見て言った。 「じゃ、ウーロンでいい??」 アタシはうん、と頷いた。 「紫乃はウーロンで」 柚矢がまたキッチンにいる辱希先輩に言った。