アタシは柚矢の隣に荷物を広げた。 「荷物揃ってる?」 柚矢が後ろから顔を覗かせた。 「うん!」 アタシは柚矢の柔らかい髪の毛がくすぐったかった。 「あ、柚矢は荷物揃ってるの??」 「んー、うん。」 髪の毛をクシャクシャする柚矢。 「くすぐったいーー!!」 柚矢は立ち上がると言った。 「遊び行くか!」