先輩は彼氏!?



「いいよ、このくらい。なぁに遠慮してんだよ」


柚矢がベッと舌を出して見せた。



「あ、ありがと・・・」


アタシは自転車を押して歩く柚矢の背中に言った。



そのときに少し胸がキュンとした。