「あ、紫乃が積極的(笑)」
俺はついつい言ってしまった事に後悔。

ムッとする紫乃はそれでも

「ね。買い物行こ?」


と。


着替えてる間は文化祭が楽しみで仕方ないためにもうニヤ付きっぱなし。



だめ、だめ。


紫乃に巻かれたらお仕舞いだからね。


「待った?」


俺のその言葉をさらっと流して一言。


「カッコイ・・・」


え?


マジ?


コレ、普段着なんですけど?


そんなこと思いながらも


「マジ?紫乃に褒められると嬉しいんですけど。」
と、言ってしまう俺。


「///。か、買い物行くよッ!」


紫乃は軽く茹蛸状態。


可愛いな。


なんて思う俺。



ベタ惚れだよ、こりゃ。