柚矢SIDE


ったくメンどくせーな。


っつーか、紫乃が居ない生徒会とか、マジウザイ笑


3年だけとかありえないっしょ?


「柚矢、なにイライラしてんの?」

ダチの高海 愁が言った。


「別に・・・」


俺は素っ気無い態度で答える。


「紫乃チャンが居ないとこうなんだもん。柚矢は。」

辱希が言う。


「なー、どーでもいいけど柚矢早く決めろよ。」

もう一人のダチの野馬 玲緒(ヤウマレオ)がいう。


「そー、そー。彼氏とデートがあるんだしぃ。」

辱希のダチの塩山 美羽が言った。


そう、今は生徒会5人で文化祭のメインコーナーを製作中。


「適当に出しといてよ、柚矢。もう、彼氏待ってるのぉ!!」


そう言って塩山はカバンを持つと『お先~』と帰っていった。


「美羽ったらぁ!」

辱希は溜息をついた。


「あ、ねぇ。こーゆうのは?」


辱希の提案には皆が賛成。

「これ、ババアが一番喜ぶな。」

玲緒は呟いた。


「えー、俺も嬉しいよー。」

愁が言った。


「でも、この鳳は柚矢と紫乃ちゃんよ。」


「あぁ、サンキュ」


俺は内心喜んでる笑


そんな事知る由も無く部屋に帰りつくと俺にハグしてくる紫乃。