赤ずきんになりました



あたしは、教室から飛び出した。


そして、昨日職員室から盗んだ、立ち入り禁止の屋上の鍵をぽっけから取り出した。


そして、屋上のドアを開け、柵の所へ近寄った。


「楽になって、良いよね?」


あたしは、コートをぬいで、靴を剥いだ。


そして、柵を乗り越えた。


「あたし、本郷 愛梨 (ほんごう あいり) 小学六年生 は今から飛びます。」


あたしは、一人で呟いて、一度目を閉じた。