*ハツコイの味*-空色のキミに-


泣き止んできた頃、私は最後の塊に意識をうつした。


乗っかってる、とゆーか寝そべってる…?
いや、寄りかかってる…?


まぁとにかく中途半端には言えないけれどものすごく近い距離にいる、というわけなのです…。




ーーー窓の外は晴れている。
雲1つない、秋の真っ青な空。


その空の色をそのまま写したかのように似ているふたつの瞳が私を見つめていた。