葵もそれに応えるように、優しく背中を撫でてくれる 「はぁ、」 やっと、落ち着いた 「葵、」 涙が一筋溢れた 葵はそれを、掬うようにキスを落とす 「んっ、」 キスの嵐が止まらない 「葵、」 顔を上げた葵は、ゆっくりと顔を近づけてくる 初めは浅いキス 次第に深く、深く溺れていく 「ふっ」 息を吸った瞬間に葵が侵入してくる 「んふっ」 気持ちいい、 やっと離なれた葵に見つめられる