こんにちは。*Ari*です。

今回は、*Ari*初めての「絵本・童話」の作品です。
少し絵本っぽい感じをイメージして執筆させて頂きました。
まあ、小説なので絵本ではありませんが(笑)

私自身、孤独について考えていた時期がありまして、今回の話は私が思った〝孤独〟というものについてお話らしく書かせて頂きました。
不思議な感じや訴えかけるようにしたかったので、いつもとは違う書き方でお話を作りました。
語り手がいたり、です・ます形の文章だったり、馬鹿とはっきり言ったり。
鋭い書き方・・・とでもいいますか(笑)、書き方にもこだわりました。


孤独。
それは、誰もが嫌うものですが、実は孤独は私達を救うために存在してくれています。
心が空っぽになってしまわないように、そっと支えてくれているのです。

たった一つ。そう、たった一つだけの感情やものを失っただけ。
それだけなのに、人はとても弱くなります。
心に隙間がちょっと出来ただけで、人は動けなくなってしまうのです。
それを防ぐためにやってくる正義の味方、それが孤独。

だけど、ぼっちんが言っていたように、孤独は嫌わないといけません。
孤独を愛してはいけないのです。
だって、孤独は失くしたものを再び手に入れるためにあるのだから。
孤独を捨てないと、失くしたものは心に帰って来てくれないから、捨てるしかないのです。
孤独を愛することは、孤独にも失くしたものにも失礼な行動なのです。

だから、もしも貴方が今孤独ならば、独りぼっちならば、
どうか、孤独を愛さないで。孤独を嫌ってください。
それがきっと、孤独にとっての幸せなのです。
・・・なんて言ったら、貴方に可笑しいと思われるかもしれないですね(笑)


この話を見て、何か思ってくれたら、何か考えてくれたら、嬉しいです。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。

ではまた、どこかで♥



*Ari*