私、冬野 雪姫。東海高校に通う高1。 

何気ない。ふつうの毎日を送っています。

だけど、世界は、今まで見ていた景色

も、感じる季節の流れをも変える。

     「恋」によって…。


~登校時間~

今4人で登校中。

私からみて、右にいるのが夏風 アクア。

左が、秋葉 呉羽。呉羽のとなりが櫻木 

春妃。周りからは、春夏秋冬グループ

と呼ばれています。それぞれ名前とか名字

に、季節の名前が入ってるからなんだけ

ど…私の場合は少し違う。

私は、触れた人を凍らせてしまう。

なので、いろんな人に怖がられている。

そのせいで友達が少なかったり、ふつうの

女子が出来ることが出来なかったり…

だけど、なぜかしらわからない。どう考え

ても、何度試しても、意図的にしようとし

ても、なぜか、この3人は、凍ったりしな

い。不思議だ。私は、今の生活になれてい

る。と言うより…満足してる。 

ただ…二年前の記憶がないだけ。

そこが、気になるから、もしかしたら

私がこんな力を持ってしまったのは、

この記憶が原因だと思う…。

少し暗い顔になっていると春妃が

私の顔をつねる。痛い…「いひゃいっー」

「暗い顔してる雪姫が悪い。でも強くしすぎたか…。反省…。」

「そうですよ…春妃。呉羽も…笑わない!!」

アクアの怒号が飛び交う。
春妃は、悪戯好きで…呉羽はそれをみて笑う。アクアは、怒る。
私は、いじられる。

そんな日常!!特にいやとかない