「ところで君高校生?」 男の質問に私はなぜ知っているのかと驚いたがよく考えれば制服だったのでまぁそれも当然かと思い納得して「はい」っと返しておいた いきなり目の前に座り自己紹介を始めた男の存在はたしかに謎すぎたけどまだここまでは良かった 「君さ、俺と駆け落ちしてみない?」 思わず飲んでいたコーヒーを吹いた こんな頭のおかしい人間がこの世にいると思っていなかった