『これ、ケータイ小説何だろ?』



『うん…』



『キャラ構成とか俺たちになんか似てるな…』



『そ…うだね…』



『結構、面白かった!!』



『あぁ…』



私達はその後、遊園地に行った。



『なぁ花里愛…ジェットコースター好きだよな?乗ろう!!』



『えっ?う…うん…』



私達はジェットコースターに乗った。



ガタン…ガラガラ



ブォーン



『遥…手繋いでも…いい?』



『う〜んどうしようかな?』



『い…意地悪…』



涙目で上目遣いだった事に花里愛は気づいてない…



ドキン/////



『ちょっとだけだぞ。はい…』



『ありがとう!!』



ギュッ



『や…やっと終わった!!』



私は、泣いていた。



遥と私はベンチに座った。



『ねぇ、何かあの子泣いてない?』



『あの、男の子彼氏だよね?泣かせたのかな?』



私を見ながらそう言っているのが聞こえてくる。



遥はそんな酷くないもん…



遥は、私を抱き寄せた。



『俺の彼女に何か用?』



『いえ…』



『あのさぁ花里愛…いい加減もう泣き止んで…』



『だって怖かったし…』



『お前が嫌いなの知ってて乗せたのは悪かった!!』



『遥のせいじゃないよ!!』