『お前、そういうことするなよ!!』



『えっ?嫌だった?』



『いや、そうじゃなくてそういうことは俺がしてあげたいから!!』



ドキッ



『遥はやっぱりカッコいいね。』



『まっありがとう!!』



『ねぇ、明日学校一緒に行ける?』



『ごめん、明日は生徒会の仕事があって早く行かないといけないから…』



『そっか…』



私達はそれぞれ眠った。



私は、早く起きて弁当を作ると遥のカバン近くに置いた。



そして、私は時間になり家を出た。



今日は、いつもと違う遥に貰ったバレッタをつけている。



『花~里愛!そのバレッタ趣味悪いね…』



『遥に貰ったんだもん』



バッ



『では、捨ててあげます…』



そう言うと、桃香は窓から落とした。



ダッ



私は、すぐに下に降りたけどバラバラに割れていた。



『ひっ酷い…遥に怒られるかな?』



私は、割れた破片をハンカチでくるんでポケットに閉まった。



『花里愛?何やってるの?』



『遥…』



『あれ?今日は、髪結って無いね…俺のあげたバレッタ気に入らなかった?』



『ううん、気に入ってるよ。』



『花里愛~さっきはゴメンネ!!もしかして、あれ大切なものだった?』



『あれって何?』



『さっき、花里愛のものを窓から落としちゃって…』