『遥…』



『んっ?』



『怖い…』



私は涙を溜めた目のままで言った。



『お前にも苦手はあるんだな!!』



『当たり前じゃない…』



『なら、俺に引っ付いとけ』



『ありがとう…』



そうしてると乗り場についた。



『ごめんね!!花里愛…苦手なの知らなくて…』



『いいよ…言わなかった私のせいだし…』



『次はなに乗る?』



『その前に私お手洗い行ってくるね。』



『うん!!』



私は、メイク直しが終わり出てきた。