『全ページ写真撮ったから。ばらされたくなかったら俺のいうことを聞け。』



ここは素直に聞いといた方がいいよね?



てゆーか…こいつ…いつもと性格違くない?



猫かぶってるわけ?



はぁ~…


『分かった…でもあなたもその性格バレたら色々と面倒なんじゃないの?』



『別に俺は隠してる訳じゃなくてただこの方が色々都合がいいからな!あとさ、花里愛…お前一人暮らしなんだろ?』



『だったら何?』



『俺も、一人暮らしなんだよな~…そうだ!俺の家に来いよ!』



はっ?なんで?



あんたはモテモテの学園王子でしょ?



なんで私と同居する気でいるの?



『何で私が?嫌に決まってんじゃん。』



『ならばらすぞ。』



私に拒否権はないの?



別にこいつと住めば色々と楽になるし…



まぁ…学校でバレなければいいか…



『どうせ行かなかったらばらすんでしょ?行くよ。だからばらさないで』



『ああ…いいぜ。』



東堂くんがそう答えると私たちは東堂くんの家へと行った。