『何?何か用?』



『昨日は悪かった。ごめん』



『別にいいから、バイバイ』



私が部屋に戻ろうとしたら遥斗は手を引っ張って来た。



『花里愛、好きだ!俺と付き合え』



えっ?私を好き?



確かに遥斗みたいな人はモテると思う…



でも…



『ごめんね。私男子嫌いだから』



そう…私は男子が苦手…



だから遥のことを信じたいって思った矢先、あんなこと言われて辛く感じた。



『なら…何で遥の事は好きになったんだよ!!』



遥は…



『遥は確かにいつも猫かぶってるけど私には猫かぶらないから信頼出来るの。』



『良かったな…遥…大切ならもう泣かせるんじゃないぞ?』



『あぁ…花里愛…帰るぞ。』



遥はそう強くいった。



『う、うん』



そういった私は心配そうだったと思う。



私達は私達の家に帰った。



家に着くと私達はギクシャクした。