グイッ…


『えっ?遥!?』


『花里愛、死なせたら許さねぇぞ!?』


『お前、一人なら泳げるよな?』


『うん…』


『なら、付いてこい!!』


俺たちは遥乃たちの元まで泳いだ。


『花里愛…花里愛!!』


『たしか4分までだよな?人口呼吸するか?』


『俺がやる!!』


『助けに行ったのは俺だよ!!』


『3人とも…いい加減にしてよ!!』


加奈は泣きながらそう訴えて来た。