初恋の空

『そんなキモイ人には、この雑巾を口に入れてあげる!!』


グイッ


『うわぁ~…きたねぇ~…』


『てか…それ…トイレのじゃね?』


『そうだよ!!たっぷり水につけてきた!!』


ゲボ…ゴボッ…


『ちょっと…汚い!!』


『出してんじゃねぇよ!!』


グイッ


『ほんときもいわ!!』


『なんでこんなやつがモテてたんだろ?』


ドサッ…


『同じ空気もすいたくねぇわ…』


『早く死んでよォ~…』


ガラッ


『チャイムなってるぞ!!席つけ!!』


ゾロゾロ…


『では、P25を開いて!!』


『竹取物語をやるぞ!!東堂遥…読んで!!』


『はい…』


ガタン…


遥がたったその瞬間、何かが遥の手に当たったように見えた…


『いて…』


『どうした?』


『何でもないです…』