次の日、遥が学校に行くと黒板と机に悪口が書いてある。


下駄箱にはゴミや虫の死骸が入ってる。


『…!?』


『あっれぇー…人気ものの遥くんどうしたの?』


『うせろ!!』


『へぇ~…まるで反省する気ないんだ…』


『花里愛も何かやってよ。』


『ちょっとまってて…』


『分かったぁ!!』


そう言って私はバケツに水を入れて教室に戻った。


『はい、みんなさがってぇ!!』


私にそう言われたみんながさがった瞬間…


バシャーン…


『え!?』


遥に大量の水がかかった。


『きゃ~花里愛…だいた~ん…』


『人気ものの遥くんが水浸し~』


『誰か拭くもの貸してあげなよォ!!』


『なんも持ってねぇからここの雑巾でいいか?』


『きったなぁ~い…』


『いいんじゃない?』


バサッ