『1年B組百合姫乃(ゆりひめの)さん…』


『1年B組城山桜乃(しろやまさくの)さん…』

『1年E組四月瞳(しがつめめ)さん…』


『二年A組大友梨真(おおともりま)さん…』


『2年D組相馬鈴音(そうますずね)さん…』

『2年F組夜月聖蘭(やづきせいら)さん…』

『3年C組早乙女友紀奈(さおとめゆきな)さん…』

『3年C組椎名心桜(しいなここあ)さん…以上の方は放送室に来てください。』


『えっ?なんで。』


ゾロゾロ…


『あの、』


『集まった?お前らさぁ…花里愛のこと、いじめたよな?』


『ご…ごめんなさい!!』


『俺の彼女、いじめて許されると思ってるの?』


『えっ…別れたんじゃ…』


『少し喧嘩しただけで別れてないから…俺の彼女いじめていいのは俺だけだから…花里愛に近づかないでね?』ニコり


『はい…』


ゾロゾロ…


みんなは各クラスに戻っていった。


花里愛たちは屋上にいってて聞いてなかった。


私達が教室に戻ってくると黒板には【東堂遥は俺様自己中…だから花里愛も愛想をつかせた。】と書いてあった。


『えっ?』


私たちが喧嘩した理由違うんだけどな…


『あっ、花里愛!どうなの?東堂くんって俺様で自己中だよね?』


『えっと…東堂くんは…』