『えっ?どういう事?』



『クラスのみんなの弱みを書いたノートを写真に撮られたんだけど…』



『う~ん…それどうしようかな…』



『取り上げるしかねぇよな…』



『うん、でも取り上げようとしたら絶対なんか言われそう…』



『今日は東堂くんは生徒会があるからその間にカバンから出して消す…』



『それ、いいね!!』



『じゃあ、今日の放課後、実行しよう!!』



『うん!!』



そして、放課後…



暗い教室の中、私と遥斗だけが残っている。



『花里愛!!』



『何?』



『パスワード知らない?』



『知らないけどこういうのは自分の誕生日とかじゃない?』



『そっか…0414…』



ブ~



『入らない…他には…花里亜、誕生日教えて。』



『えっ?12月14日だけど?』



『1214っと…』



『入った!!』



『あれ?見つからない…』