『花里愛?』



いきなり東堂くんの声が聞こえてびっくりした。



『何?』



『もうそろそろ学校行かないと遅刻するんだけど…』



えっ?さっきまでもっと早かったのに…



『えっ?嘘…もうこんな時間。大変!』



私は支度して東堂くんと一緒に家を出た。



そして、しばらく経って学校に着いた。



私たちが教室に入ると、3人の女子が近づいてきた。



『花里愛、おはよう〜』



『あれ〜何で私達に内緒で男子と学校きてるのかなぁ〜』



『しかも学園王子の東堂遥君と一緒にさぁ〜』



やっぱり…こうなることは分かってた…



でも、そんな事言われてもどうでもいい。



『別にあんた達に関係ないでしょ?もしかして…嫉妬でもしてるわけ?(クス)』


私がそう言うと女子達は顔を真っ赤にした。


『なっ、こっち来い。』