『俺は、お前みたいな性格のやつタイプじゃねぇし。』



『なっ!!』



『元々は花里愛のおかげだろ?』



『えっ?どういうこと?』



『だから、メイクとか全て花里愛のおかげ!!』



『ウソ!!花里愛すご!!私たちのグループこない?』



『えっ?いいの?』



『うん!!』



『入りたい…今からでも友達になりたい!』



『笑夢、あなたはハブよ!!』



『なんで笑夢が!?』



『だって、花里愛いじめたじゃん…』



『あんた達もやってたじゃんか!!』



『あんたが花里愛の悪口吹き込んでたんでしょ?』



『な…何のこと?』



『下駄箱に紙入れたくせに…』



『うっわぁ〜笑夢ちゃん最低!!』



『みんなも同罪よ!!』



『私、昔から笑夢だけは好きになれない…』



『花里愛の事嫌いだからいいよ!!』



『いつも笑夢よりも可愛くて頭良くて運動できて苦労してないなんて最低!!』



『天才といえばケータイ小説家のハナさんもデビューからずっと1位だよ!!』



『その小説、笑夢も読んでるけど花里愛みたいだから、いや…』



『映画、見たけど面白かった!!』



『えっ?』



『遥、知らないの?「甘い悪魔と天使のくちづけ」!!』



『えっ?あれ、ハナって人が書いてるの?』



『うん、そうだよ!!』



『花里愛は知ってた?』



『うん…』



『でも、夢がないんだよね?』