三人でいつも通り話していると、

「ねぇ。また英樹さまあんな人たちと一緒だわ。」
「ずるっ。みんなの英樹さまなのに。」

はぁ。始まった。
いつもマッツンがくると女子の痛い視線と野次が飛んでくる。これだからモテ男は…。
ため息なんてついてられない。私はあすかとラブラブしている途中なんだ。モテ男のせいで大事なラブラブ時間をさくわけにはいなかい!
回避するにはこの方法しかない!

「よーし。私がんばれ。私ならできるぞ。」

静かに一人、意気込んだ。
恥じらいをすてるんだ、私!