マスク少女

「あの、鈴木さん、藤堂さん、松本くん、今日は迷惑をかけてすみませんでした!」

バッと頭を下げる瞳ちゃん

「そんな迷惑なんてかかってないよ?」

「そうよ?ハプニングはつきもの じゃないの ♪」

「俺も結構楽しめたぜ?」

「だから、顔を上げてよ、瞳ちゃん!」

私は今日のリレーとてもドキドキしたし、楽しかった!本当に心の底から思ってる。

「三人とも、ありがとうございます!私、一緒に走れてとても嬉しかったです!」

瞳ちゃんはそう言うと別のリレーメンバーの所に謝りに行った。