マスク少女


松本 英樹

ガラガラ…。

はぁー…。やっと出て行った。
しぃのやつ、クソかわいい///
顔が赤いのはお前のせいだっつうの。
もう少しで襲うところだ…バカ野郎。

「ったくー…。ふわぁ〜。」

眠くなってきちまった。少し寝てから行くか。

トロンとしてきて意識が飛びかけた時…!

ガラッ!

と、保健室に誰かが入ってきた。
誰だ?
モテ男な俺は一応寝たフリをしとこう☆
もし女子だとして、見つかったらメンドいからな!◁自意識過剰…。

パタッパタッ。足音が近づいてくる…

なんだなんだ…。こっちに向かってきてないか?!

シャッ!

と、俺の寝てるところのカーテンが開けられた!

「あっ…!よかった。寝てる寝てる。」

この声…。しぃ。

「ちゃんと熱下げるんだぞー。バーカ。」

俺の頭を撫でながら、そんな事を小声で呟くしぃ。
アホだな〜…、俺寝てるのに聞こえてるはずねぇじゃん。

それだけ言うとしぃは保健室を出て行った。
なんで戻ってきたんだよ、アイツ。
ふと、横の机を見ると…


マッツンへ。

あまりムリせず休みなよ?

しぃより。


手紙と一緒にポカリが置いてあった。

「あー…。可愛すぎんだろ。ほんと…。」

あまり俺を煽るような事してんじゃねえょ。我慢してる方の身にもなれ!バカしぃ///