マスク少女

「はぁはぁ〜…!間に合ったあああああ!」

走ってやっと見れる場所を見つけた私たち。私とあすかはヘトヘトになっていた。それもそのはず…。マッツンの走るところを普通に見れると思ったら大間違いだったよ。あいつはモテ男だった。見るだけでも苦労する…。

「位置について、よーい。パンッ!!」

音と同時に走るマッツン。スタートダッシュうまっ!ってか、もはや一位確定じゃないか。
マッツンは二位との差を五メートルほど離していたのだ。
くぬぬぬぬー。悔しいけどかっこいいな!

「きゃーー///英樹さまー!」
「かっこいいー!!すてきー!!」
「いやーー///」

などの声がすごい聞こえてくる。
もはや応援じゃないですよ。これ。

当たり前の様に一位をとったマッツン。
手を上げてみんなに手を振っている。

「きゃー///すてきー!!」
「結婚してええええ///」

黄色い声援。
あぁ。なんでアイツを見ていると腹がたつんだ!!ムキィィィ!