マスク少女

スタート地点についた。だけど、、なんてことだ!意外にも人がたくさん。どうしよう。不安でお腹が痛くなりそうだよ、あはは。

「あの、あなた鈴木さんよね?」

へ?誰?声のした方を向くと、知らない女の子。急に話しかけられちゃったよ。

「はい…。そうですが、なにか?」

なんだろう。この人、すごい目つきが怖い。

「あなたは英樹さまのなんなんですか?」

「へ?!なんなんですか、と聞かれましても…!」

ただの幼馴染としか言いようがない。

「幼馴染ですけど…。」

「へー。」

と、興味のなさそうな返事。自分から質問してきておいて、なんなのこの人。

「あなた、いつも英樹さまと一緒にいるみたいだけど、調子にのらないでよね。英樹様は皆のものなんだから。」

「はい?!」

なんなの、こと人。マッツンはマッツンのものでしょ…!しかも調子になんかのってないし。私がいつ調子にのったんだ?!
理解不能過ぎてお腹の痛みが消えたよ。
あざまーす!


「では選手の皆さん、順番に並んで下さい。」

と先生の声。フンッと怒ったようにさっきの女の子は行ってしまった。なんだったんだよ。