でも、お兄ちゃんは六年生になってからかな?
悩んでいることが多くなった

「お兄ちゃん、どうしたの?」

「ん?大丈夫だ」

ポンポンと撫でてくれる優しい手。
お兄ちゃん、なんか無理してる・・・
ゆめもそのくらい気付くんだからね



それから数日経った


お兄ちゃんの机の上にはいつもラブレターが重なってる。
相変わらずモテてる
ブー、私のお兄ちゃんなんだからね!

ん?

なんだろ、この手紙だけ黒い。

《七瀬くんへ♡
どうしてこっちを向いてくれないの?鈴木雫が好きなの?私はいつも貴方をみてます。私も我慢の限界だよ?ねえ!あの子がどうなってもしらないよ?》

え??なにこれ!
漢字が多くて全然読めない!←

目の前に辞書があったから調べてなんとか全部解読したよ?
ゆめえらい☆

簡単に言うと、お兄ちゃんの好きな人が危ないってことだよね?