マスク少女

ガチャ!

「しぃ!マッツン!なにして・・・」

え?なに。
目の前に光景に私は一瞬言葉を失った

「しぃ?」

布団を深くかぶり、泣きじゃくる、しぃの姿。

「マッツン、何があったの・・・」

「何も話してくれない。」

学校でなにかがあったに違いない!
何をされたの?
今すぐに真相を知りたい。でも

「しぃ、今日、私達がなんで早く帰ったのか・・・わかる?」

「・・・」

「そのままで良いから私の手をとって、一階まできて?」

小さくだけど、コクンと頷く

「マッツン!一階いって準備!」

「お、おう!」

「???」

何が何だか分からないといった表情のしぃ
ゆっくりと転ばないように、エスコート

そして