「なにかお探しですか?」


頭上から男の人の声がした


明らかお婆ちゃんの声ではない


だれ?


振り向くとそこには


少し背が高くて


細長のひょろひょろして


眼鏡をかけた


本屋さんが似合う男の人が立っていた