「ねぇ本屋さん。明日文化祭なんだ。」


「そうなんだ。いいね青春。」


「うん。」


「なにをやるの?」


「喫茶店」


「へぇ。楽しみだね。」


「うん。準備も頑張ったし。」


「そうだね。毎日遅くまでやったもんね。」


「うん。」


「はい、着いたよ。明日頑張ってね。」


「ねぇ。本屋さん。」


「ん?」


「毎日送ってくれてありがとう。」


「いいえ。どういたしまして。」


「おやすみなさい。」


「おやすみなさい。」


そう言ってまた本屋さんはなにも言わず飴をくれた


今日はいちごの飴だった