「君は人間…なのか?それとも……。
それにっ。
どうして精霊の見方になるんだッ。
君みたいな優秀な能力者がッ。」
アーテルはリヒトに必死に意見する。
リヒトは、アーテルの方を向いて言った。
「じゃあ、俺からも言わせてもらいます。
…何故?
精霊の味方をしてはいけないんですか?
リリーは、ずっと酷い事されてきたん
ですよ?そう俺達人間。人類にです。」
「そんなもの知るか。
このリリーという化け物は
何を考えているのかわからない、
危険生物だ。
お前も勿論、
あれだけの精霊力を持っているんだ。
SDM機関にいてもらおうか。」
と言いながら、リヒトを睨む。

