リヒトは何でもないように、
さらっと発言をする。
「いや、今のは俺だって。」
それを聞いた、シオン達も驚愕な様子で
リヒトを見ていた。
顔を歪ませてアーテルは、リヒトを見る。
信じられないものを見るような感じで……。
「……何…?」
リヒトは深く溜め息をはくと…。
「本当は水属性でやりたかったが、
この人たちが凍死する可能性が
あったから止めた。
そのせいで、
面倒な事に巻き込まれそうだけどな。」
そう言いながら、
リリーの元へと歩いて行くリヒト。
「お前がやっただと…?今のを…。」
「そうだ。
だからもう、リリーには手を出すな。」
ギロッとリヒトは、アーテルを鋭く睨んだ。
睨んだ時リヒトの瞳の色は
爽やかな澄んだ緑色に変わっていた。

