「なんで謝るんだよ。俺は嬉しいよ。

 嫉妬してくれたり、

 俺の事想っていてくれて…。」


「嫉妬ですか…?」


「あぁ。」


リヒトが素直にそう頷くと、

リリーが俯いて、もじもじし始める。


「ルミエールさんも言ってました。

 あの…えーと///」


リリーは顔をほんのりと赤くする。


「どうしたんだ?」


「ルミエールさんが、嫉妬をするって

 ことは…それだけリヒト君のことが…

 好きっていう証だって…///」


「ふぅ、やっと言えた。」と

 胸を撫で下ろすリリーを

 リヒトは抱きしめた。