ルミエールはため息をつくと、

しょうがないという様子で話し始めた。


「ただ、リリーちゃんに…。」

「まっ待ってください!!!」


リリーは顔を真っ赤にして、

大きな声で、ルミエールの話を止める。


その後立ち上がり、リヒトの方を向く。


「ここでは…恥ずかしいので…後で……

 話します…。」


「…分かった。」


リリーがそう言うため、

リヒトは渋々承諾した。


「という言う事で、

 この話は終了でいい?リヒト?」


ルミエールがニッコリと笑みを浮かべて、

そうリヒトに聞いた。


「…あぁ。」


リヒトがルミエールに返事をしていると…


「あっ。そういえば…

 今日は、精霊対処管理機関への集まり…

 会議があるけど…


 リヒトとリリーちゃんはどうする?」


今まで黙って話を聞いていたソラーレが、

リヒト達に問いかける。


それに対してリヒトは…