リリーは俯き、

涙声でぽつりぽつりと話し始めた。


「あの……リヒト君……

 でも…「これ以上は言うな。」」


「リヒト君…でもッ。」


「もし…その次、言おうとしたら

 俺ので口を塞ぐぞ?」


リヒトはリリーの顔の方へと

自分の顔を近づける。


そして、リリーの顎を固定した。


リリーはというと…顔を真っ赤にさせる。