「あぁ。だからここに来たんだよ。

 まあ、高校の頃は…

 遠くても通っていたけど…。」

ちょっと、言い難そうに話すリヒト君。


えっ…。

リヒト君の言葉を聞いて、私は驚いた。


「私を待ってたんですか?」


「そうだよっ。」

頬を赤くしながらそっぽを向くリヒト君。


「ありがとうごさいます。」

私は心から気持ちを込めて言う。


「これからは…。」

リヒト君はまだ頬を赤くさせながら、

私を真剣な顔で見て言った。





はい!!私は…リヒト君の…


「傍にいます!」