リリーは暫く黙り込むと…。 小さい声でこう聞いてきた。 「………リヒト君。 ……私は…どうしたら、 いいんでしょうか…?」 「俺は、リリーが傍にいてくれることを …願ってる。」 俺がそう告げると… リリーは涙を流しながら、 俺に抱きついてきた。 「………私は…私は…。 ……リヒト君の隣に…。 ずっと傍にいたい…ッ……!!」 俺はリリーの言葉を聞くと… いつの間にかリリーの唇に 甘く長いキスをしていた。