「リヒトッ。大丈夫か?」
我がそう呼ぶと、
リヒトは閉じていた目を開いた。
「……あぁ…。」
「本当に大丈夫なのか…?」
「大丈夫だって、心配すんな。」
リヒトは我に微笑みかけて、
優しく頭を撫でてくれる。
やっぱり、リヒトは優しいの…。
でも…今はやることがある。
「リヒト。我が悪魔たちを止める。
もう、この世界に好き勝手はさせん。
リヒト。リヒトはここにいてくれ。」
我はそう言うと…。本来の神の姿になる。
純白に包まれた姿に…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…