「リヒトさんッ!?」
後ろからはユノやアウラ、
カルロの止める声が聞こえた。
「すみませんッ。」
そうリヒトは言うと…
リリーの元へダッシュした。
やはり、リヒトが向かってきたため、
リリーはリヒトに向かって火を放つ。
リヒトが走って行くところの所々は
黒くコンクリートが溶けていた。
リリーの攻撃をギリギリ避ける。
やっぱり、怪我のせいか…
体が思うように動かない。
リリーの攻撃がリヒトに擦れるたびに、
リヒトの怪我が酷くなる。出血の量も…。
そんなリヒトに対し、リリーは
「来るのではないッ。人間ッ。」と、
大きな声で叫ぶ。
それにリヒトは反抗する。
「だめだッ。
もうッ、一人にはさせたくないッ。」
「黙れ…何を企んでおるんじゃッ。」
「何も企んでなんかねぇッ。
目を覚ませッ!!リリー!!」

