「1回、リリーから離れて下さいッ。
今のリリーはリヒトさん…
貴方が近づいた場合でも
容赦なく攻撃を加えるでしょう。
そうしたら…今のあなたは、
無事だと言える状態じゃありません。
でも…もしかしたら…
リリーを止める方法が
あるかもしれませんッ。
一度引いて、考えましょうッ。
リヒトさんッ。」
リヒトはすごく悔しそうな顔をして
ユノの言葉に頷く。
「……分かりました。」
一旦身を引き、ユノや学園の人達が
いる場所へ行こうとするリヒト。
ふとリヒトは後ろを向く。
目の先に…リリーがいる。
そのリリーの様子がリヒトには、
悲しそうにしているように思えた。
それが、我慢できないリヒトは
リリーの元へ、
振り返って勢い良く駆け抜ける。
命懸けでリリーを救うために…。

