―精霊の祖の恋物語― 後編





「ユノさんどうしたんですか…?」


ユノはリヒトの方を見て言った。

リヒトは真剣にユノの話を聞く。


「あッ…。リヒトさん…

 これは予想以上に苦労します……。


 悪魔に襲われていた人間達は、

 私達が保護、守りました…。

 
 しかし…予想以上に多かったので、

 今…できるだけ被害が広がらないよう、

 分担して守っている状況なんです。


 それ以上の数の悪魔たちが

 襲ってくるとなると…

 いくら、神でも多数の“悪魔”対、

 1人の“神”だと無理があります。


 人間の方たちの身が危険になる

 可能性が高くなります。


 人間達が完全に被害を加えないためには


 “分割した神達を一箇所に…

 その神達が守っている人間も

 一緒に連れて、神達が全力で

 大勢の人間達を守る”


 という方法が…最適ですね……。」


険しそうな顔をしてユノが言う。


それ程までにそのユノの様子は、

深刻だという状況を表していた。