―精霊の祖の恋物語― 後編





「それは…やってみなきゃ、分からないだろ?」

リヒトは悪魔の様子をうかがうのに集中する。


2人の間には緊張が走る。

後ろでは学園の生徒や教師…

ユノもリリーも見ている。


「後ろで見てるぞ?お前のクラスメイトが。」

「アハハッ。」と不気味な笑い方をする悪魔に

リヒトは苛つく。

「五月蝿い来るならさっさと来い。

 俺は自分から突っ込むような

 馬鹿じゃないんだよ。」

悪魔はリヒトを物珍しそうに見る。


「へぇー…そう。」

そう呟くと…何かを企んでいるのか、

ニヤリと笑みを浮かべる。


すると次の瞬間ッ……。