―精霊の祖の恋物語― 後編





「だから……お礼に…お前を…殺す。」

そう言った途端、

悪魔はリヒト達の方に向かって攻撃をする。

それをリヒトとリリーは避ける。


リヒトとリリーがさっきまでいたところは

床がボロボロに黒く腐っていた。

物凄い邪悪な力だった。


リヒトとリリーはそれを見て、息を呑む。


そして…ハッとなるとリヒトは口を開いた。

「リリーッ!?悪魔は俺が相手するッ。

 だから、学園の人を守ってくれッ。」

リリーはリヒトを心配そうに見つめるが、

うんと頷いた。

「あぁ。全員の安全が確認でき次第、我も入るッ。」

そう言い、後ろで見続けている学園の人達の所へと、

向かっていくリリー。


その一部始終を見ていた悪魔は、

「ハハッ。」と面白げに笑う。

「ふーん♪お前が相手か…。それは嬉しいなぁ。」