「…リヒト?今の言葉は本当か?」
「あぁ。気にしてないから、
いつも通りのリリーでいてくれ。」
微笑みかけて言うリヒトにリリーは、
自分が今どういう状態に至るところ
だったか理解した。
―――暴走をするところだった…。
「我が、感情的すぎた…すまぬ…。リヒト。」
シュンとなるリリーの頭をリヒトは優しく撫でた。
「もう大丈夫だ。悪魔ってなわけで、
お前の好き勝手にはさせられないぞ?」
真剣な様子でリヒトは悪魔の様子を見る。
「ふーん。まさか…
ここまで俺を苛つかせる人間に
出会ったのは初めてだよ。」
かなり、怒った様子でいる悪魔はリヒトを睨む。
睨んだのは一瞬でニッと不気味に笑う。

