「何を言ってるんだ?
そうしたのはリリー様でしょ?
今更、何言っちゃってんの?貴方が、
彼を人間ではない何かに変えたんだろ?」
冷たい目で悪魔はリリーに淡々と言う。
「……ッ…。」
リリーの手が震える。それに気づくと、
リヒトはそのリリーの震えた手を握った。
そして、悪魔を鋭く睨んだ。
「お前…もう言うな…。」
「やだな〜怖い。」
アハハー。と笑いながら言う悪魔に
リヒトは顔を歪ませた。
「五月蝿い。」
「さすが、最高位の気に入った人間だね♪
今はもう人間じゃないけど…。」
「もう…やめて……おくれ…。
リヒトをそんなふうに言うな…。」
泣きそうな顔をして、
リヒトの制服にしがみつくリリー。

