「なぜ…夫がこんな目に合わなければ
ならないのですッ。
私でもいいでしょう。」
体を震わせてそう言ったユノに対して、
悪魔は馬鹿にするような笑みで言った。
「あぁ。お前ら夫婦、仲睦まじいとか
言われていたもんな?
そういうの壊したくなんないかい?
それで、まあ男を利用という訳だ。
女を利用は止めてやったんだ。
感謝してほしいくらいだね♪」
「外道ッ。」
ユノは悪魔を睨んで低い声で言う。
「おぉ~。怖い怖いッ。
…なんちゃって。」
そう楽しげに言い終わると、
ベーと舌を出す。
「何か他にもやろうと
しているのですかッ?」
ユノは変わらず、悪魔を睨み続ける。

