「あいつは…最悪じゃよ。 悪魔よりも厄介な奴じゃ。 あいつは我らのような神だった。 だが、堕ちた…。それからというもの、 神界では随分と暴れまわってくれた ものじゃな。 それを止めたのが、 その時まだ神界にいた我だった…。 という関係じゃ。 まさか… この我が殺し損ねていたとは…」 リヒトは黙って聞いていて、 カルロ、アウラや学校の者は固まって… 今、起こってることを理解できないで、 呆然としていた。