「そうでしたね。言い忘れておりました。

 以前から、

 貴方の事は全て知っておりますよ。


 リリーに会う前も会った後の事も…。

 
 私は貴方みたいな綺麗な心を持つ方が、

 守護者になるべきだと思っております。

 
 私は、貴方がリリーの事を

 どう思っているのか

 拝見しておりました。


 リヒトさんは本当に正直で…


 そういう方をリリーの傍に

 置いておきたいと願っておりました。


 神の願いが叶いました♪」

ニッコリととても嬉しそうな笑みを

浮かべて、ユノは言った。